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2013年 10月 09日
ただいま開催中の「足りない活字のためのことば」展には
12人の詩人のみなさんが参加してくださっています。 みなさんおいそがしく、 なかなか全員が一堂に会するということは難しそうですが、 数名の作家さんが、先週の土曜日に会場にかけつけてくださいました。 そういったこともあって、 週末にはさながらプレイベントのようなにぎやかさでした。 そのなかにドリアン助川さんの姿もありました。 ドリアンさんにお会いするのははじめてですが、想像していたよりも、 ずっと透明感のある方でした。 「ぼくも活字拾いにあこがれてましてね」 といったことから、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のはなしになりました。 物語の前半には、主人公のジョバンニが活字拾いをするくだりがあります。 活版所に行って活字をひろうと、アルバイト代として銀貨をひとつもらうのです。 その銀貨をにぎりしめてジョバンニは、お母さんのために、 パンの塊を一つと角砂糖を一袋を買いにいきます。 「あれはこの世でもっとも美しい銀貨なんです」 そんな胸を打つことばがさらりと。 詩人というのは、つくづくことばのひとなのだとおもいました。 本展では、そんな詩人たちのことばに直にふれられるような、 不思議な感覚があると思います。 ドリアン助川さんは 「しななければいきる」という言葉で始まる 「あめふらし」を題材とした詩をつくってくださいました。 そこに、松林誠さんの、独特のタッチと色彩の版画がよりそっています。 photo:松林誠 「足りない活字のためのことば」展 *馬喰町ART+EAT* 火・水・木 11:00〜19:00/金・土 11:00〜21:00 - 日・月・祝休廊 ※最終日は17:00まで 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』青空文庫
by owantobooks
| 2013-10-09 16:48
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